モンテ・クリスト伯の2話が放送さたので、あらすじや見どころ、感想をまとめました!
1話は復讐劇に至るまでの経緯が放送されており、今後の展開がどうなるのか期待できる1話となりましたが、残念ながら視聴率はそこまで奮わず。
もともと木曜の22時は難しい時間帯とされていますが、TwitterやInstagramといったSNSでは視聴者の多くが「今期1、続きが気になる」という声も多いです。
多くの視聴者の感想を聞いて、これからどんどん視聴率が上がることを期待しています。
さて、復讐劇までの経緯が放送され、2話目から、復讐が始まっていくのかと思うと、とても楽しみな一方、ディーン・フジオカ演じる暖が幸せになれるのか、不安な気持ちもいっぱいです。
では、2話を振り返っていきましょう。
Contents
モンテ・クリスト伯 2話 あらすじ
漁業で生計を立てる暖の乗った舟が遭難し、船長が死亡してしまいました。
船長が亡くなる前に、暖へ手紙を託したのがきっかけで、暖は公安の入間にハメられ、異国の監獄へ収監されます。
暖を拷問するものの、何も知らないので答えようがありません。
ある日、暖の牢獄の中に、脱走しようとするその国の元大統領「ファリア」が現れました。
話を聞いた暖も協力し、脱獄計画が始まります。
脱獄計画を進めていくなかで、暖は事件の経緯を説明していた。
するとファリアは「入間定吉」という手紙の受取人の名前を知っており、暖の話を聞くうちに、公安の入間が息子ではないか、という点にたどりついた。
話を思い返した暖は、自分を売った人間がいることに気がつき、手紙の話を唯一した神楽の存在を思い出す。
拷問の連続で希望を失う暖の前に、脱獄という夢を持ったファリアが現れ、暖は希望を持ち始める。
脱獄を企てるなかで、ファリアは様々なことを暖に教えてくれた。
しかし脱獄まであと一歩というところで、ファリアが亡くなってしまう。
隠し金庫の存在と「必ず相続してくれよ、俺の息子だろ。光の導くほうへ、進め、暖」という言葉とともに。
水葬されるファリアの遺体と入れ替わり、脱獄に成功した暖は、昔住んでいた漁港まで戻ってきていた。
まずはじめに母の住んでいた実家へ向かった。だがしかし、そこに家の姿はなく、呆然と立ち尽くしてしまう。
たまたま通りかかった青年に「この家に住んでいた人は」と尋ねると、「数年前に亡くなった」と聞かされる。
暖の母は、暖の逮捕後、ひどくふさぎ込み、他人と距離をおき生活していた。
そのため、遺体が見つかったのも、死後2カ月が経過したころだったという。その事実を聞いた暖は、気を失ってしまう。
目が覚めると、逮捕前に務めていた事務室にいた。
助けてくれた青年は、事件時、暖を信じてくれていた社長の息子の信一郎だった。
社長も体調を悪くし、舟を手放し、細々と暮らしている信一郎。
その後、暖は、婚約者のすみれが働いていた喫茶店へ向かう。しかしそこに、すみれの姿はなく、店主が変わっていた。
その人に話を聞くと、すみれが結婚したことが判明した。相手は、暖の乗った舟が遭難した時に、すみれのそばにいてくれた後輩の幸男だった。
幸男は俳優として大成し、すみれは料理研究家として活躍していたのだ。
そしてその場に、暖の実家をねらっていた地上げ屋の寺門の姿があった。
寺門に詰め寄り、「更地を売っただろう」と伝えると、売ったのは神楽だと明かす。
神楽は不動産会社の社長になっており、富や地位を築き上げていた。
そして寺門は、「暖が危ない手紙を持っている」と神楽から聞き、電話をかけたのは幸男だと知らされる。
一人取り残されたような気持ちになった暖は、ファリアの遺産を思い出し、シンガポールまで取りに行く。
髪もヒゲも伸びきった暖だったため、行員にとめられるが、自身を「モンテ・クリスト伯」と名乗り、暗証番号を正確に答えたため、お金を受け取ることが出来た。
暖は遺産から1億円を小切手で用意し、助けてくれた信一郎に、再生を願いこっそりプレゼントした。
事実を知り富を得た暖は、変わり果てた街と人々にどのように復讐をするのか。
多くの拷問を受けた暖の心に、愛情は残っているのか。
モンテ・クリスト伯 2話 見どころ①
4月26日(木)22時 フジ
#モンテクリスト伯
第2話…どうなるの?🤭😍#もんてくりくり
#柴門暖
#モンテクリスト真海
#Echo 相乗効果
#えちょ 挿入歌
#緩急とスピード感のドラマ
#ディーンフジオカ
@DeanFujioka pic.twitter.com/oMEYQrPMew— alison (@yumerocka) 2018年4月23日
1番の見どころは、人物たちの代わり様です。
婚約者のすみれは、喫茶店の店主から料理研究家となり、後輩の幸男と結婚。
後輩の幸男は、暖を陥れた後に、すみれと結婚し、役者としても成功しています。
1話では、逮捕された暖の釈放を求める際、幸男は必死に、神楽は嘲笑うような姿も見られています。
神楽に後悔はない、というのは分かりますが、幸男はどうなんでしょうか。
もともと幸男はすみれのことが気になっており、暖がいなくなれば自分が手に入れる、というつもりで暖を陥れたのでしょう。
また、明るく笑顔の絶えなかった暖の母が、ふさぎ込んだ挙句、死後2カ月も発見されなかった、というのは耐え難い真実です。
親の死に目に会えない、だけではなく、暖の収監が母の死を早めたといっても、過言ではありません。
街や、会社、友人たちに愛されていたことが分かるような暖の姿が、事件発生から14年経ったときには、ガラッと雰囲気も変わっています。
きっと暖は、みんなが暖の帰りを待っていてくれる、と思っていたのでしょう。
この、代わり様は2話のほとんどを占めます。
1人ずつ変化していく様を、暖が知り、だんだんと憎しみや怒りが増幅していく様子をうまくとらえています。
モンテ・クリスト伯 2話 見どころ②
モンテクリスト伯第2話
全く別人の三役が同時に見れるなんて神回だと思うしこんなドラマ今まで見た事がないしディーンフジオカだからかわいい🧟♂️セクシーまでが違和感ないのです#モンテクリスト伯#モンクリ#もんてくりくり #基督山伯爵華麗的復仇 #ディーンフジオカ#柴門暖 #えちょ #Echo pic.twitter.com/GI9GgS6SR2— ユカリンゴ🍎 (@m8m8yukaringo) 2018年4月28日
そしてもう1つの見どころは、ファリア元大統領と、暖の交流です。
長い間の投獄されていた2人は、昼間は拷問を受け、夜は脱獄計画を練るという生活をしていました。
暖は若いからまだしも、ファリア元大統領が年配なのは見た目から十分把握できます。
そんな2人の希望が「脱獄」
ファリア大統領は、脱獄計画の間に、暖に色んな知識を教えます。
そのおかげで、暖は何カ国語も喋れるようになり、多くの知識を身につけました。
昼間は死を感じるが、夜は希望を感じることができたおかげで、暖は何とかやってこれたのです。
ファリアは亡くなる前に、暖を「息子」と呼び、暖もファリアを「親父」と呼び、絆がどんどん深まっていたことを感じさせます。
もともと母と2人で暮らしていた暖にとって、ファリア元大統領の存在は、本当の父のような存在だったのではないでしょうか。
モンテ・クリスト伯 2話 感想

今回は、登場人物たちの代わり様を見せる、という回でしたが、復讐に対する重厚感をズドンと上乗せさせた回だったと思います。
最初の45分で、恨みへの厚みをプラスし、最後の15分で、復讐劇への準備を始めるスピード感が最高でした。
そして暖が、様々な言語を話す姿も、ディーン・フジオカにしかできない技でした。
この15分間で容姿もガラっと代わった暖は、怒りや恨みのねちねち感を出さない風貌で、今後の復讐劇はしたたかで、頭を使った賢いやり方になるのではないか、と思います。
そして、遺産を残したファレルは暖に幸せになってほしかった、と思います。
復讐することが幸せに繋がるのか、と言われると難しいところです。
復讐するなかで暖自身が気づいていけるといいですね。
モンテ・クリスト伯 2話 まとめ

次回は、すみれと幸男の娘が登場します。
暖を陥れ、結婚をし、それになんと娘までいる、という展開に、暖はついていけるのでしょうか。
そして、次回は、暖を陥れた3人(神楽・幸男・入間)が、モンテ・クリスト伯に屋敷へ招かれます。
復讐劇の序章が終わり、暖が動き始める時、3人はどのような動きをするのでしょうか。