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2017年秋ドラマ『明日の約束』が既に話題となってますが、このドラマの原作は実話だという噂がありますね!

フジテレビのドラマ『僕たちがやりました』が衝撃の連続のままラストを迎え、人の弱さがリアルに描かれていた作品に痛々しさが心の奥に刺さったままの私ですが・・・

同枠フジテレビ火曜日夜9時の新ドラマ井上真央さん主演の『明日の約束』が、さらに見る側に問いかける重い内容の作品になっているようでとても気になります。

「明日の約束」は・・・

~「この世でいちばん謎が残る死」が、私たちの明日を変えていく。~

がキャッチコピーのヒューマンミステリードラマです。

なんだか火9時前作「僕やり」に次ぐ話題作になりそうですね。そこで今回は主に『明日の約束』の原作のことについて詳しく見ていきたいと思います。

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『明日の約束』ドラマの基本情報



放送開始日:2017年10月17日(火)

放送日時:毎週火曜21時 ~21時54分

放送局:フジテレビ(制作・関西テレビ)

主演:井上真央

原作:福田ますみ<モンスターマザー 長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い>実話をベースにしたオリジナルストーリー

脚本:古家和尚(「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」「幽かな彼女」「ガリレオ」等)

音楽:眞鍋昭大(「大貧乏」「わにとかげぎす」「HOPE~期待ゼロの新入社員~」等)

プロデューサー

河西秀幸(「嘘の戦争」「スターマン・この星の恋」「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」「GTO」等)

山崎淳子(「デート~恋とはどんなものかしら~」「リーガルハイ」「ビューティフルレイン」等)

演出

土方政人(「謎解きはディナーのあとで」「大貧乏」「ゴーストライター」等)

小林義則(「アンフェア」「ギルティ 悪魔と契約した女」他)

ストーリー

藍沢日向(井上真央)は、椿が丘高校に赴任してきたスクールカウンセラーです。

恋人である本庄和彦(工藤阿須加)とは交際して3年が経ちます。真面目で前向きな性格で、生徒たちが抱いている主に学校や友達、時には家族についての悩みや心の問題に対して真摯に向き合い彼女なりに格闘しています。


日向は不登校になっている男子生徒、バスケ部の吉岡圭吾(遠藤健慎)を心配し、担任の霧島直樹(及川光博)と一緒に家庭訪問をすることになりました。

圭吾の母親、真紀子(仲間由紀恵)は2人に不信感を抱き、息子とのかかわりを妨げようとします。そんな真紀子と、圭吾の様子から、二人の親子関係のいびつさに気づきます。


ある日、日向は圭吾から突然、「先生のこと好きになりました。僕と付き合ってください。」と告白されます。

動揺しながらも圭吾の申し出を断る日向でしたが、翌日、圭吾の変りはてた姿が発見されてしまいます。

最初から重要なシーンが満載になりそうです。一体どんな展開になっていくのか、誰が物語のカギを握るのか、目が離せないドラマになりそうですね。

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『明日の約束』原作者、福田ますみさんについて

福田ますみ:昭和31年5月5日、神奈川県横浜市生まれのノンフィクション作家です。

立教大学の社会学部を卒業されています。専門誌、編集プロダクション勤務をされた後フリーライターになられました。犯罪、ロシアなどをテーマに取材をするなど世界各国でいろんな分野の取材を行うジャーナリストでもあります。

雑誌では「正論」「新潮45」などの記事を手掛け、単行本もいくつか執筆されています。

著書「でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相」では福岡で実際に起きたモンスターペアレントが教師によるいじめをでっち上げたとの疑惑の事件を取り上げ、2007年第6回「新潮ドキュメント賞」を受賞されています。

ほかに2016年には、「新潮45」で連載した「モンスターマザー 長野・丸子実業高校『いじめ自殺』でっちあげ事件」で、「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」作品賞を受賞され、同業のジャーナリストに一目置かれる存在のジャーナリストであることがわかります。

女性がここまでの情熱を持ってロシア国家やいじめ問題について取材を重ね臆することなく記事を書いて問題提起をする勇気を持っているというのは本当にすごい事だと思います。

同時に報道する側のあり方にまで疑問を投げかける今回の作品は自分の立場をも見つめ直す強さを持っている彼女だからこそなんだと思いました。

『明日の約束』の原作者、福田ますみさんの作品一覧

「でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相」 新潮社



2003年、全国で初めて「教師によるいじめ」と認定される体罰事件が福岡で起きた。地元の新聞報道をきっかけに、担当教諭は『史上最悪の殺人教師』と呼ばれ、停職処分になる。児童側はさらに民事裁判を起こし、舞台は法廷へ。正義の鉄槌が下るはずだったが、待ち受けていたのは予想だにしない展開と、驚愕の事実であった。

「されど我、処刑を望まず―死刑廃止を訴える被害者の兄」 現代書館 



1983年愛知県下での保険金殺人事件で犯人は死刑が確定。その被害者の兄が日本で初めて遺族として死刑廃止を訴える。それに至る被害者遺族の苦悩を辿る中で死刑のもつ非合理性を明らかにするドキュメンタリー。死刑廃止が説得力に富む。

「スターリン~家族の肖像」 文藝春秋



1000万人を粛清したと言われる独裁者の素顔を、一番身近に接した家族の側から描いたノンフィクションである。ドイツ軍の捕虜になり、捕虜交換を実の父に拒否され獄死した長男。アルコール中毒で破滅した次男。恋人を収容所送りにさせられ、祖国を捨て亡命した長女―。子供たちは、父親が無辜の人々を陥れる粛清の命令を下していたことを知っていたのか?スターリンの妻は自殺したとされたが、真相は果たして?一族は、スターリンの犯罪を告発するフルシチョフ秘密報告をどのような思いで聞いたか?意外な歴史の真実が一族の証言によって今明らかにされる。

「モンスターマザー~長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い~」 新潮社



不登校の高一男子が、久々の登校を目前に自殺した。かねてから学校の責任を追及していた母親は、校長を殺人罪で刑事告訴する。人権派弁護士、県会議員、マスコミも加勢しての執拗な追及に崩壊寸前まで追い込まれる高校。だが教師たちは真実を求め、ついに反撃に転じた――。どの学校にも起こり得る悪夢を描ききった戦慄のノンフィクション。

「暗殺国家ロシア~消されたジャーナリストを追う~」 新潮社



白昼堂々行われる射殺、ハンマーでの撲殺、そして毒殺。社会主義政権崩壊後、開かれた国になるはずだったロシアで不審死が相次いでいる。犠牲者はジャーナリストたち。彼らはメディアが政権に牛耳られる国の中で、権力批判を繰り広げる急先鋒だった──。偽りの民主主義国家内部で、今、何が起きているのか? 不偏不党の姿勢を貫こうとする新聞社に密着した衝撃のルポルタージュ。

『明日の約束』原作は実話をもとにしたノンフィクション作品



このドラマは、ノンフィクション作家の福田ますみさんの著書、「モンスターマザー 長野・丸子実業「いじめ殺人事件」教師たちの闘い」という実話作品がベースとなっているフジテレビのオリジナルストーリーになっています。

実際に長野県の丸子実業(現・長野県丸子修学館高等学校)という学校のバレー部で起こってしまい2005年12月に報道されたある悲劇が描かれています。

著書のサブタイトルを見ただけでもなんだかただ事じゃない雰囲気が漂っていますが、実際にはその想像をはるかに超える、常軌を逸した実話が本の中には書かれているようです。

亡くなった男子生徒の心に抱えた闇とは一体何だったのでしょうか。本当の加害者は一体誰なのでしょうか。先に原作のもとになった本を読んで結末を知ってしまうかドラマを見て真実を知るか、悩みどころですね。

『明日の約束』ドラマ キャスト一覧

藍沢日向 (井上真央)




椿が丘高校に赴任したスクールカウンセラー。

生徒の心に誰よりも寄り添いたいという強い思いから「親でもない、教師でもない、最後に味方になってあげられる大人」として生徒の心のケアに生活を捧げようと親身になってカウンセリングをしています。

ある日気になっていた男子生徒がある日突然不審死を遂げてしまい、彼女は生徒の母親から疑われ執拗に責められます。

彼女は前向きな性格ですが、自身も感情の起伏が激しくヒステリックな毒親である母親との関係に悩みながら育ち、生徒の死後さまざまな試練に精神的に追い詰められながらも真相を探っていくという難しい役どころです。

吉岡真紀子(仲間由紀恵)




不審死を遂げた高校生、吉岡圭吾の母親。息子に異常なほどの干渉をする毒親で息子の死の責任を全て学校側に押し付けるモンスターペアレント。

吉岡圭吾(遠藤健慎)




心に闇を抱えるバスケ部所属の1年B組の不登校の男子高校生で、藍沢日向のカウンセリングを受け2学期が始まって間もなく彼女に「日向先生が好きです」と告白をし、なぜかその翌日不審な死を遂げてしまいます。

本庄和彦(工藤阿須加)




藍沢日向が3年間交際している恋人。カウンセラーとして一生懸命な日向を真摯に支えています。ブライダル会社に勤務し、見た目は好青年ですが、家庭環境が複雑で深い悩みを持っています。

大宮奈緒(新川優愛)




藍沢日向の同僚の英語教師。臨時教員で2年複数クラス副担任。日向に恋人の相談をするなど、何かと相談室に駆け込む教員という役柄です。

北見雄二郎(白洲迅)




椿が丘高校2年A組の担任。正義感溢れる教師を目指しています。

霧島直樹(及川光博)




吉岡圭吾の担任で、実直な姿勢で生徒や保護者からの信頼が厚い教師です。藍沢日向の最大の理解者でもあり、生徒の死の真相究明に向け、相棒的存在になります。

藍川尚子(手塚理美)




娘を溺愛しすぎた末に過干渉になりすぎ、縛り続ける日向の母親で感情の起伏が激しく、いきなり怒り出すこともある毒親です。

小嶋修平(青柳翔)




亡くなった男子生徒の死を追う「週刊スクープ」のジャーナリスト。自殺した生徒の母親を何らかのつながりがあり、学校関係者にとって厄介な存在になります。

白井香澄(佐久間由衣)




死亡した生徒の幼なじみで同校を中退し、現在はダンスサークルに所属しながら、スーパーマーケットでアルバイトをしています。

中退後も、圭吾とは連絡を取り合い、他の誰も知らない彼の秘密も知っているようです。圭吾の死の原因をも知るかもしれない、物語の鍵を握る人物となります。

『明日の約束』原作は実話?まとめ



NHK大河ドラマ「花燃ゆ」以来1年9ヶ月の女優復帰、井上真央さんが事務所を移籍して初の連ドラ主演ということもあり、これほどのメッセージ性のある作品の主演を務めるのはとてもやりがいがあると同時に責任も感じずにはいられないと思います。

長野・丸子実業を舞台に実際に起こってしまった悲劇、その悲劇の真相は計り知れないほど深くあちこちで糸がからまるように複雑になっているようです。複雑で重いストーリーなだけに俳優さんたちも実力派の方が多いように見えます。



実話がもとになっているということで、あまり軽はずみには「楽しみにしています。」なんて言えませんが、身近にも起こりうるかもしれない問題、自分にもあるかもしれない心の闇に問いかけながら見ていきたいと思います。

学校と生徒、その親との関わり、親と子の在り方、人の心を救うことの難しさ、情報を世に送り出す側の在り方など、たくさんのメッセージが込められているだろうこの作品はどの年代の方でも考えさせられるドラマになっているのではないでしょうか。

「キッズ・ウォー」シリーズの茜役、「花より男子」の牧野つくし役と代表作は元気で男勝りな性格のイメージが強い井上真央さんですが、「八日目の蝉」、「白ゆき姫殺人事件」で難しい役どころでも繊細な心を見事に演じられていたことが彼女の演技のうまさを示していました。

今回の役はそれ以上に難しく、実話であるがゆえに慎重でないといけない部分もあると思いますが、なかなかこんな風に現代社会の闇をストレートに描いたドラマは見られないと思うのでいい作品に仕上げてほしいと思います。

以上、『明日の約束』原作は実話?ある事件がモデルになっていた!?をお送りしました。

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